
ボリビアはこの数十年間で大きな社会経済的変容を経験してきました。なかでも、現在では人口のほぼ半数が同国の主要な大都市圏に居住しています。これらの地域における成長と開発収束の可能性に着想を得て、本稿は1992〜2013年の期間における人間開発の格差と収束パターンの変遷を明らかにします。分布動態の枠組みを用いて、本稿は人間開発の地域横断分布の移行動態と長期均衡の双方を評価します。移行動態分析の結果は、複数の収束クラスターの形成が人間開発における不平等縮小の顕著な特徴であることを示唆しています。一方、長期均衡分析の結果は、地域収束の過程が三峰型分布から左に歪んだ単峰型分布への変容によって特徴づけられることを示唆しています。本稿は、ボリビアにおける人間開発の地域横断分布がその左裾で非常に粘着的であり、その結果、最も発展の遅れた地域が長期的に完全な収束を達成するにはなお相対的に遠い位置にあることを強調して結論とします。