米国と比較して、中位国の労働生産性はおおむね停滞してきた一方で、各国間の格差は大幅に拡大してきました。通常考慮されない資本と集計的効率性の間の共分散を分析に含めることで、集計的効率性の格差が各国間の労働生産性の格差の大部分を説明します。
ラテンアメリカの相対的所得を押し下げているのは、生産要素の不足ではなく、それらが部門間でどのように利用・配分されているかです。
厚生調整後の開発水準の差は、一人当たりGDPから予測される差よりも大きいです。労働生産性の差が、生産面でも厚生調整後の開発面でも、その差の大部分を説明します。非効率な生産こそが労働生産性を押し下げる主な要因です。